スーパーへ食料品の買い出しに行くと、
いつも何かしら新商品を発見してしまいます。
本日発見したのは、粉末ドレッシングの「トスサラ®」。
昨年(2014年)から販売開始したようです(私は初見でした)。
店頭で、かわいい三角パッケージが目に入り思わず手にとったのですが、
まさかこれがドレッシングだとは思いませんでした。
ドレッシングといえば、まず液体をイメージするでしょう。
この商品は、そんな常識をうまく裏切ってくれました。
また、粉末調味料をサラダやスナック菓子に振りかけて混ぜるタイプの商品は、
既にあると思いますが、
「トスサラ®」の場合、
粉末調味料(ドレッシング)にトッピングもプラスしているところが新しいですよね。
この商品の開発は、女性消費者の声が起点となっているようです(→開発ストーリー)。
つまり、消費者のニーズに応えるべく開発した結果、
こんなユニークな商品ができあがったわけですが、
「今ある商品・技術を活用して、何か新商品を開発(新しい価値を提供)したい!」
と開発者起点で考えてみようというときにも、
この「発想の変え方」は参考になりますよね!
・パッケージを工夫してみる
・形状を変えてみる(液体→粉末)
・既存の商品や技術、素材などと合体させてみる
「新商品開発」というと、「全く新しい画期的な商品を創ること」をイメージされる方も多いと思います。
しかし、必ずしも新技術や新発見をベースに新商品を創り出せるわけではありませんよね。
そんな時は、発想を変えて「新しい価値」を感じてもらえる新商品を生み出すのも一手です。
さて、実は本日もう1品、
発想を変えて開発したと思われる「面白い新商品」を見つけたのですが、
これはまた次回ご紹介したいと思います。