有効求人倍率、増加していますね(→厚生労働省「一般職業紹介状況」参照)。
業種業界や企業の知名度、人気度などにより差はあるとしても、
一般的には人材確保が難しくなってきているのかな?と感じます。
というのも、ここのところ、
「求人募集をしてもどうも人が集まらない。
求職者に向けてWEBサイトを使って自社をアピールしたい」
そんなご相談を頂くことが多いからです。
自社がどんな会社かを求職者に知ってもらうことは、
WEB上に限らず有効だと思います。
例えば、次のような採用関連情報を求職者に発信している企業は、
最近よくみられますよね。
・実際に働いている先輩の声
・社員の平均的な一日の過ごし方(職種ごとに)
・社員研修の具体例と研修効果
・社員の職務経歴(入社○年でこんな仕事をしている、こんな職位になった等)の例
また、公式FacebookページやTwitterなどのソーシャルメディアを活用して、
「社内の雰囲気や風土」を感じてもらえるような情報を出し、
社外とのコミュニケーションを積極的に行う企業も増えています。
しかし中には、特に中小企業では、
「うちは、他社と比べて求職者にアピールできるところがあまりない」と、
どんな情報を出すべきかというところでお悩みの方もいらっしゃいます。
これ、実は採用関連に限らず企業の広報活動全般にいえることなんです。
この悩みを解決する方法としては、
できるだけ社内で働くすべての従業員に
「自社の魅力」「自社ならではのこだわりや特徴」
と思うものを挙げてみてもらうのも一手でしょう。
また、社外の第三者から意見を募るのも有効だと思います。
社内の人間が日頃「当たり前」と感じているようなことでも、
意外と第三者の視点でみると十分強みだということ、結構あるのです。
何はともあれ、採用活動や広報活動に取り組むことは、
「社外に対して自社の何をアピールすべきか、正しく理解してもらうか…」
そんなことをもう一度見つめ直すとてもいいきっかけになると思います。
第三者の視点が必要な場合には、ぜひお気軽にお声掛け下さいね。