包装の小さな工夫?

身近な商品のパッケージ(包装)に、
思わず感心してしまうことってありませんか?

私は、買物に行く度に何かしら感心しています。

スーパーの店頭に並ぶ商品の中に、

◎デザイン性が高く、新しさ・楽しさを感じさせられる
◎安全性や利便性を高める新技術が取り入れられている

そんなパッケージを発見すると、
「うーん、これは凄い」と唸ってしまいます。
そして、パッケージに惹かれて、つい買物かごに入れてしまう…。
そんなことが日常茶飯事です。

見た目よりも中身が肝心とはいえ、
パッケージの見た目や機能性が
商品の売れ行きに与える影響は大きいですね。

さて先日も、とある駅ナカの「柿の葉寿司」のお店の前で
パッケージに惹かれ思わず足を止めてしまいました。

一つひとつ丁寧に「柿の葉」というパッケージに包まれたお寿司。

ひと目見ただけで、それを開いた時の香りが連想されました。
なんとなく、疲れた体にも良さそうだとも感じられました。
聞けばバラで購入できるというので、3種を選んで購入することに。

“葉っぱパッケージ”の勝利でした。

そして柿の葉寿司は、さらに透明パックにパッケージングされ
私に手渡されました。

さて、車中に落ち着いてから透明パックを開いてみると、
お寿司の上には、紙パック入りお手拭きが入っています。
まあ、あると嬉しいとはいえ、このあたりは当然といえば、当然。

柿の葉の香りも、お味も、ほぼ想像どおりで満足。

しかし、ん?何かいつもの(パック詰め食品を車中で食すとき)と
違うような気がしました。
一連の流れが実にスムーズなような気が…

あっ! もしや…

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この、ひと工夫されたゴムの付け方が原因では!?

確かに、車中でパック入り弁当を食べる時などには、
制限された空間で、いくつかの動作をする必要があります。

■食べる前:ゴムを外す → どこかにゴムを置く
■食べた後:置いたゴムを探し手にとる → ゴムでパックのふたを閉じる
 ※うっかりゴムを失くして見つからないこともある

「ゴムの片方を食品表示シールで貼り付ける」ただ、それだけのことで
以上の動作を半減させる効果を生んでいるというわけです。
(大げさかなぁ?)

実際のところ、今回のひと工夫が、
客の便利さを考えてこのお店で日常的に行われていることなのか
偶然そうなってしまっただけなのかは定かではありませんが、
小さなことが、この商品の付加価値を高めたことは確か!
(大げさか…なぁ…)
お客さんが商品を利用するときのシーンをよく考えれば、
お客さんを喜ばす工夫ができるという好例ではないでしょうか。

まあ、真偽のほどは次回駅ナカを訪れた時に
また、そのお店に寄って確認してみたいと思います!


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