「ポケモンGO」日本でも配信開始

話題のスマホアプリ「ポケモンGO」が、
いよいよ昨日(2016/7/22)より日本でも配信開始されました。

既にマスメディアでもネット上でも
関連情報が溢れている状態ですね。
内閣のサイバーセキュリティセンターからも早速ポケモンGO使用に関する注意喚起のリーフ(→ポケモントレーナーのみんなへのお願い)が出されています。
ツイッターでも、安全に使うための具体的な設定方法をつぶやいていたりして、
「やらないで」というよりも「安全に上手に楽しんで」というスタンスで注意喚起していますね。
naikakufu

さてさて、
早速ポケモンGOを始めて「ハマっている」という方…老若男女を問わず沢山お見かけします。

一方、「ゲームなんてもともと興味ないからやらない」という方もいれば、
「危険・トラブルを招く流行モノ」「ブームにおどらされるのはアホらしい」と、否定的に捉えられている方も少なくないようです。

さて個人的に好きか嫌いか、馴染めるか馴染めないかは別として、
”経営者としてのあなた”は、どの立ち位置でしょうか?

たかがゲームといってしまえばそれまでですが…すでに「社会現象化しているコト」。
自分の会社やお店に、またそこで提供する商品やサービスに、直接間接を問わず影響を与えることは確かです。

仮に自分自身は使わなくても、
次のようなことは把握し考えを巡らしておいて損はないでしょう。

□ それがどんなものなのか
□ どんな点が多くの人の心を掴みを動かしているのか
□ 自社・自店に及ぼすプラスの影響とマイナスの影響
□ それと関連して提供できる商品やサービスはないか

その上で、ブームを積極的に活かすという手もあります。
(例えば、ポケモンGOのレベルに応じて割引サービスを提供する、関連情報を提供するなど)

積極的に活かさない場合でも、会話の中でとりあげて、
お客様や取引先とのコミュニケーションのきっかけにするだけでもよいでしょう。
それに対する反応は、お客様の嗜好や志向、ニーズなどを深く知るための材料にもなりますよね。

またリアル店舗や会社事務所をお持ちの場合は、
今回話題の「ポケモンGO」については、
知らなかったでは済まされない事態も予測されます。
やはりある程度の予備知識だけは得て、
対応が必要になりそうなことを準備しておくことをお勧めします。

その予備知識ですが…例えばこんなこと。

「ポケモンGO」は、スマートフォンの位置情報を利用して遊ぶ、AR(仮想現実体験)ゲームアプリです。

そのゲーム中には「ポケストップ」という、実際にそこへ行くとアイテムが入手できる場所がいくつか設定されています。
あなたの店舗や事務所がその場所またはその直ぐ近くにあったとしたら…
ポケモンをプレイする人たちが、ふらふらと集まってくるかもしれませんよね。
集まったポケモントレーナーたちによる敷地内でのトラブルや事故発生の可能性はもちろん、店舗や事務所を訪れるお客様が不快・不便な目に会うケースも考えられます。
また、従業員が営業周り中に仕事そっちのけでポケモンにハマる、
夢中になって道路に飛び出す子ども(大人でも)を社用車ではねてしまう。
そんな可能性も大いにありえます。

これを防ぐには、その行動を予測して対応や備えを考えておかないとマズいでしょう。

「ポケモンGO」の開発元はナイアンティックという会社なのですが、すでに以前から「Ingress(イングレス)」という位置情報を利用するARゲームアプリを出しています。
実は私も、1年ほど前にこの「Ingress」にハマった時期があり →ブログ記事にもしていました(笑)
その経験から「ポケモンGO」の面白さや可能性、危険性についても、頭で理解する前になんとなく肌で感じられます。

ブームが起これば世の中は動きます。

その影響で生じるチャンスとリスク、
その流れに対応する市場や競合の動き、
どれについても無関心ではいられませんよね。

さてさて、呼んだつもりは無いのですが…
弊社の事務所にもポケモンがいましたよ。

poke


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