今朝、Yahoo!ニュースでこんな記事が目に留まりました。
→「おじいちゃんのノート」に大反響 孫がツイッターで拡散→在庫の山に注文殺到 奇跡を生んだ数々の偶然
小さな印刷所の制作した方眼ノート(2年掛けて開発。特許取得)。
大量発注の話があり制作したものの失注し、
数千冊が在庫の山となっていたそうです。
元々、既存取引先からの受注生産が中心で、
新規顧客を開拓してこなかったため、販路もなく
広告宣伝にお金もかけられない、そんな状況。
ところが、経営者の孫(女子専門学校生)がこの元日にツイッターでこの方眼ノートのことを紹介したところ、またたくまに注文が殺到したという話。
やったね!おじいちゃん!
ホーガンつながり...ということで...すんません。
(画像出典:cdn-ak.b.st-hatena.comより)
さて、どんなに優れた製品があっても、
その存在をそれを必要とする人たちに
知ってもらわなければ死蔵化してゆくだけ。
「知らせること」の重要さを、あらためて実感させられたニュースでした。
また、お金をかけなくても、個人でも、
効果的な広報・PRが可能な時代であるということは周知の事実ですが、
SNSでの拡散を狙い、
むやみやたらに投稿するだけでは五月蠅がられるだけですよね。
今回のケースのように大きな効果を生むPRには、
次のような要素がベースにあると思います。
◎PRされる人やモノに「ストーリー(物語性)」がある
◎伝え手の個人的な結びつきと相手を思う気持ちがある
◎伝え手に心底「良いものだから伝えたい」という思いがある
いずれも、共感を呼び口コミ拡散される情報発信には欠かせない要素です。
テクニックは、二の次。
このことも、肝に銘じておきたいですね。