ギター侍、デパートごと買い占める金持ち、イラストレーター、小説家。
これ、うちの娘の「将来の夢」の変遷です。
ところが、年齢が上がるにつれ、
少々現実に向き合うようになってきたからなのか、
ここのところは
「将来なりたいものがみつからない」
と、よくこぼしておりました。
しかし、ふと今日こんなことを言い出しました。
「あたし、カフェやるわ」
(カフェか...気軽にできそうにみえても、そんなに甘くないよ...3割強が1年以内に廃業してるってデータも...)
そんな言葉が喉から出掛かったけれど、せっかくの希望の芽を摘み取ってはなりません。
「いいね~。じゃあ、お客さんが来てくれるよういろいろ工夫しないとね」
「ううん、別に繁盛しなくてもいいのマイペースに好きなようにやりたいから」
(最低限の売上確保せんと、店舗運営もままならんくなるぞ)
これまた喉から出掛かったけれど、ここは抑えめに...
「でも、お店を開くと家賃とか材料を買うお金が毎月要るから、ちょっとはがんばらないとね」
「自宅の一部を改装して小さなカフェにするから家賃は要らない。野菜とかは庭で自家栽培したものを使うから材料費もそんなにかからないと思う」
(まず、その広い庭付き一戸建ての自宅をどうやって手に入れるねん!改装資金もいるぞー!)
いやいや、それはこれから必要なステップを検討すればよいし、まずは「行き先」「ありたい姿」をどんどん明確にしていけばよいのです。
「ふ~ん、そういうのもアットホームな雰囲気でいいね。で、どんなメニューを出すの?」
「その時々で、私が出したいものを出す。メニューは、いろいろ変えていきたい」
(...どうやって客を呼ぶねんっ!)
わが娘の「カフェ開業」。
実現はなんとでもなりそうですが、
このままでは継続はなかなか難しそうですね。
でも、多少の失敗は上等。
答えは自分で探せばよし。
失敗や挫折があっても”あきらめなければ”夢は叶うと、
↓こちらの本にも書かれていますしね。
カフェに限らず、本気で娘が何か商売したいとなったら、
四の五の言わずに、読ませたいと思います。
(多分私のアドバイスは聞き入れられないだろうし)