そのひと声が客を動かす

今日もまた、スーパーマーケットB店へ。
他にも我が家の最寄には、3つのスーパーがあり、
いずれもチェーンストアです。
そのうちの一つは、つねにお値打ちプライスが評判のC店。
こちらにも少し心惹かれながら、
ここのところ、結局足が向くのはB店なのです。
だってB店のほうが、気持ちよく買物ができるんですもの。

以前ブログにも書きましたが、
このB店の魅力は、なんといっても「スタッフ」!
それぞれ特別個性的なわけではないのですが、
皆さんきちんとしていらっしゃる。
目配り・気配り・声掛けなど、当たり前のことが、
いつも的確に行われていると感じます。
なんだか上から目線で恐縮ですが
「教育が行き届いている」とは
こういうことかと思ったりもします。

こんなことを考えながら買物している客がいると知ったら
スタッフの方々は、ちょっと引いてしまうかもですね…

さて、スーパーマーケットは、
セルフサービス販売が基本です。
しかし、来店客の満足度をUPし
さらなる業績UPにつなげるためには、
やはり人的な働きかけが不可欠です。
自動販売機だって、しゃべる時代。
ネット通販だって、レコメンド機能で関連商品をおススメする時代。
せっかくお客様の近くに人がいるのなら、
何かしらの働きかけはしないと損です。

ugokasu

具体的には、どんな働きかけを?
例えば、今日のB店ではこんな働きかけをしていました。

●レジが混雑しはじめた→「セルフレジが空いております。近くにスタッフが居りますので初めて操作される方でもスムーズにお会計を済ましていただけます」と早めに声掛けをする。

なんだそんなことか~、と言うなかれ!

意外と他の店では、大混雑になってから

「セルフレジの方が空いております」
「セルフレジもご利用ください」

と、”お願い”を連呼するだけのことが多いのです。
声掛けのタイミングが遅く、少々言葉足らずで、
客を動かすような声掛けができていなかったりするんですよね。

“そのひと声が客を動かす”なんていうと、
たいそう気の利いた言葉や
TVショッピングばりのインパクトのあるPRを
想像されたかもしれませんが、
いつもお客様の様子を観て、マメに・丁寧に働きかける、
実際には、そんなことの積み重ねが
お客様を動かすのではないでしょうか。


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