記録の分析と活用

皆さんは、
日々欠かさず記録しているようなことってありますか?
最近ですと、スマホの健康管理アプリで、
毎日の食事や血圧などを記録している方は
多いかもしれません。

かくいう私も、一時期はダイエットアプリに、
毎日、体重・体脂肪・骨密度を記録していたときがありました。
しかし、1日、2日と入力できない日が続き、
半年も経たずに記録は途絶えて…そのまま放置状態です。
何事も継続は難しい…。

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ところが一方、
きちんと継続できる性格というか資質の人もいますよね。
例えば、うちの親類の70代の女性は、
日々自分の決めた十数種のトレーニングメニューをこなし、
体重、血圧、体脂肪などの測定値のほか、
起床就寝時間(睡眠時間)など10項目程度を表にして、
毎日記入しています。
この記録を5年以上前から欠かさず継続しているというから恐れ入ります。
また、体にちょっとした違和感や不調を感じたときには、
記録を見返しながら最近の生活を振り返ると、
その原因も検討がつくのだそうです。
原因がわかれば改善・調整も的確に早めに行えますよね。

そういえば、客観的なデータ無しに、
曖昧な記憶や自分の感覚だけに頼ると、
記憶違いや思いこみから判断を見誤る場合ってありませんか?
ダイエットでいえば、体重や体脂肪の増減を把握せぬまま、

「ここ数週間、食事の量を減らしているんだから、
 たまにはケーキの1つぐらいは食べても大丈夫だろう。
 今日は、車でなく自転車で買い物にいったし!」

なんて、自分の欲望に都合の良い判断をしてしまうようなこと。

これは会社経営でも、同じようなことがいえますよね。
「いつの間にか、なぜだか、うまくいかなくなった」
そんな事になる前に、
毎日の― とまではいかなくても
一定の間隔で定点記録した客観的なデータは
大いに活用すべきでしょう。

しかし、毎日の業務をこなすのに必死で、
あれもこれもとデータを記録している暇なんてない、という場合は、
どんなデータを取れば有効活用できるのか検討の上、
必要最小限の記録を実施してみてはいかがでしょうか。

「いやいや、それも、難しいんだ」

そう思われた経営者の皆さん、
ならば外部の第三者の力を借りて定期的にチェックをしてもらう、
という方法もありますよ。
例えば、弊社でもそのお手伝いができます。
どうぞお気軽にお声掛けくださいね。


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