企業ロゴのリニューアル

Googleが今日からロゴを新デザインに変更しましたね。

logoggl

テクノロジーの進化に伴い、現在では、さまざまなプラットフォーム、アプリ、デバイスから利用する方が増えています。中には同時に、複数の環境をまたいで使われるケースも珍しくありません。ユーザーの皆さんが Google を使いたいと思うとき、それがモバイルやテレビ、スマートウォッチ、車のダッシュボードやデスクトップ等、どんなデバイスで、どんな環境でも、Google は皆さんのお役に立ちたいと考えています。
Google Japan Blog 2015年9月2日付 記事より引用

Googleはこれまでも、何度かロゴをリニューアルしてきました。
当然ながら、ロゴデザインを変えれば、
それを統一して使用するために、
サイトの更新、看板や名刺、その他印刷物等のそれも
すべて差替えとなりますから、
それなりのコストが発生します。
そして、既に多くの人認知されているロゴを変更するのは、
一歩間違えば、これまで築き上げたブランドイメージを損なうことにもなりかねません。
にもかかわらず変えるのは、
明確な目標や意図があってのこと。

今回のGoogleでいえば、
どんな閲覧環境でも視認性にすぐれたロゴにすることで、
ユーザーの利便性を高める。
“シンプルで、クリーン、カラフルそして親しみやすいといった”
自社のブランドイメージを表現し認知してもらう。
意図は、そのようなもののようです。

さて、企業ロゴのリニューアルといえば、
あのFacebookも7月に変更していたことを
ご存知でしたでしょうか?

logofbfb

左が創業当初からの旧ロゴ、右が新ロゴのデザインです。
(並べてみないと、違いに気付かないかも…)

この微妙なロゴ変更にも、もちろん目的や意図があってのこと。
なんせ、創業当初からおなじみの、
Facebook社にとっても愛着あるロゴを変えちゃうのですから。

BRAND NEWによると、
Facebookのクリエイティブディレクターのjosh higgins氏が
今回のロゴ変更に関しこんな声明文を出しているとのことです。

When Facebook’s logo was first created in 2005, the company was just getting started and we wanted the logo to feel grown up and to be taken seriously. Now that we are established, we set out to modernize the logo to make it feel more friendly and approachable. While we explored many directions, ultimately we decided that we only needed an update, and not a full redesign. We worked with Eric Olson — whose typeface Klavika was used in the original logo — and developed a custom typeface to reflect where we are now and where we are headed.

英語が得意な方は、原文をご参照いただき、
そうで無い方(私もそのひとりですが)は、
“Googleの翻訳機能”などを駆使して日本文でご確認を!

あなたの会社のロゴも、
ユーザーのニーズや市場環境、社会などの変化に合わせて、
また自社の現在またはこれからの姿に相応しいものに、
リニューアルするとしたら、
さて、どんなデザインがうまれてくるのでしょうね?

また、小規模な会社では
「そもそも独自のロゴマーク自体を作っていない」
という会社も多いかと思いますが、
今や、小規模だからこそブランドづくりが必要な時代。
ロゴのデザインづくりを通して
自社のブランディングについて検討していくというのも
よいのではないでしょうか。


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