コンテンツは、バズればいい?

今日は、広報・PRのお勉強で、
「コンテンツ・マーケティングとPR」という
PRプランナー限定のワークショップに参加してきました。

講師は、博報堂ケトルの嶋浩一郎さん。
「本屋大賞」をはじめ、数々のコンテンツ・マーケティングを仕掛け、
成功させてきた実績をお持ちのスペシャリストです。

ワークショップの副題は、
~新たなPR手法を探るワークショップ~だったのですが、
何も最新のメディアやトレンドを取り入れた
今どきのPR手法を学ぼうというものではありません。
すでに嶋さんがずっと以前からやってきた、
マーケティング目標を達成するために有効な
コンテンツの作り方、考え方を具体的な事例とワークを通じて
教えて頂きました。

嶋さんから言わせれば、
ただわけもなく面白ければいい、バズればいい、
たくさんシェアされればいい、なんていうコンテンツは、
う〇こだそうです(笑)

202980

そういったコンテンツを量産して、
ただ注目を集め、PVを高め、
なんの脈絡もない広告を見せるようなことは、
それを見たり・聞いたり・読んだりする人から
貴重な時間と手間を奪う失礼な行為。
そういう無礼をしていれば
そのコンテンツを発信した企業のブランドも傷つけてしまう。
もっと良い働き(ワーク)をするコンテンツをつくろうよ、
というのが嶋さんからのメッセージだったと思います。

まだ顕在化されていない人の欲望(インサイト)を掴んだうえで、
企業の伝えたい情報を乗せる乗り物(コンテンツ)を作るのが、
ワークするコンテンツをつくるための極意。
ところが、まず最重要事項である「インサイトを掴む」というのが、
実際にやってみようと思っても、おいそれとはできません。
本当に難しい...です。
しかし、今回「インサイトを掴む感覚を鍛えるトレーニング法」も教えて頂きました。
日々トレーニングして、
ぜひ、実戦で使えるように
弊社のお客様の販売促進等に役立てていけるように、
していきたいと思います。


関連記事

  1. アンダードッグ効果

  2. 切替は形からいってみよう!

  3. 販路開拓に取組む費用をバックアップ

  4. 空間を提供するリアル書店

  5. 狙いが肝心

  6. あなたのお客様は何時見ている?