思わぬことで思い知る

販売促進のサポートをさせて頂くうえで、
日頃から「ターゲット顧客」の心理や思考などを
あれやこれやと想像する機会は少なくありません。
そのうえで、仮説を立ててターゲットに受け入れられる
販売促進企画を考えるわけですが、
「ターゲットが本当のところは、どう感じ・どう考えているのか」
見当をつけるというのは、なかなか至難の業です。

これをなんとかクリアするために、
「もし自分がそのターゲットだったら…」と
自分がターゲットになりきったつもりで想像してみたりもしますが、
それでもやはり「心底からは、なりきれない」ものです。

しかし、今日、思わぬことがきっかけで、
ある立場の人の心理や思考を体感することができました。

思わぬこと、とは…

仕事から自宅へ帰宅したところ
鍵がみつからず家に入れない、
という事態に見舞われたのです!

keynankin

外は雨…
鍵を持っている家族が帰宅するまでには、
まだ、かなり時間があります。

(このまま、軒下で、ただ待つのか…やだなぁ、入りたいなぁ)
(中に入って片づけなければいけない事がいっぱいあるのに…なんとか入れないものかなぁ)

気がつけば、頭の中で
「何とかして、鍵を使わずに家の中に入る方法」
を必死に探っている自分がいました。
まるで、空き巣か不法侵入者かのように、
「鍵なしで侵入するあの手この手」が、
物凄いスピードで頭の中を駆け巡ったわけです。

その結果、なんと侵入(自宅ですが)に成功したのです!

これが、我が家の防犯上良いことなのかどうかは、
さて置き、
この体験により、普段の自分の想像力の浅さを
思い知ったような気がします。
真剣に(切実になって?)考えれば、
さらに深く想像することってできるんだな、と。

本当に思わぬ形で思い知ったものです。

なお、緊急に防犯対策を施したのは、
言うまでもありません。


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