最近では多くの会社が、その規模の大小に関わらず、
自社の「ホームページ」を持っています。
ホームページ自体のデザインや内容の充実度は、
勿論、会社によって千差万別ですが、
それぞれ、なんらかの目的があってメリットを期待したからこそ、
それなりのコストを費やしホームページをつくられたのだと思います。
例えば、次のようなメリットを期待されることは、
多いのではないでしょうか?
・信頼度をUPしたい
・集客に活用したい
・取扱っている商品やサービスの良さをPRしたい
・便利な情報を提供し顧客満足度をUPしたい
・ブランドイメージを伝えたい
さて、上記はホームページ完成後の効果として
期待されるメリットの一例ですが、
企画や制作途中、つまり「制作する」という段階でも
メリットは生まれます。
それは何かというと、
「自分の会社のことが、よくわかる」というメリットです。
ホームページを企画する段階で、
どんな内容をどのように掲載するかを絞り込み、
具体的な掲載内容(文面やイメージなど)を検討するためには、
自社関連情報の「整理整頓・再確認」が必要になります。
このような作業に従業員が関わることで、
・あまり考えずにこれまでやってきた担当業務の意義に気付いたり、
・担当外の業務のことや、会社の歴史、
経営陣の考えていることや思いなどを、改めてまたは初めて知る、
よい機会になるのです。
つまり、特別な研修なんてしなくても、
経営陣と直接言葉を交わす機会が少なくても
自社のことがしっかり理解できるのです。
時には、意外な再発見をすることだってあるかもしれませんね。
その結果、自分がその会社で果たすべき役割がわかり、
仕事へのモチベーションが高まる人もいるでしょうし、
また、その会社の理念や打ち出したいイメージに相応しい従業員として、
お客様や取引先に接するようになる人も出てくるでしょう。
また経営者の方は、
普段、忙しさに任せて忘れてしまっていた
創業時に描いた理想、立てた目標・戦略などを、
今一度振り返る(または新たに考える)ことのできる良い機会にもなります。
今後はどうしたいのか、何をお客様に訴求していきたいのか、
どのようなブランドイメージをつくりたいのか等々、
(なかば強制的にでも)明確にできるかもしれません。
また、ホームページの日々の運営を自社内で行うことができれば、
外部への自社の見せ方やメッセージの伝え方といったことにも
長けて来ますから、自然とホームページの効果は高まるはずです。
これからホームページをつくろうとお考えの方、
または、ホームページのリニューアルを検討中の方、
業者へ見積提案を求める前に、
まず、社内でできるところまで取り組んでみることをお勧めします!