今日とある会合で、接客接遇マナーのスペシャリストの方から、
「理解力を高める話し方」というテーマでご指導頂く機会がありました。
聴き手に受け入れられる第一印象の作り方から始まり、
話し方、聴き方など、1時間足らずの短時間ではありましたが、
それぞれ留意すべきポイントを教えて頂きました。
実は、最初に配布された資料にさっと目を通したところ、
至極当たり前で基本的なポイントがあげられているように感じたのですが、
その当たり前のことが、できているかを改めて問われてみると…。
自信を持って「普段から実践しています!」とは、
とても言い難い自分がいました。
例えば、第一印象を大きく左右する「身だしなみ」については、
20を超えるチェック項目があげられていましたが、
3分の1ぐらいは明らかにアウト!
そして、お辞儀の演習では、
体が強張ってなんだかぎこちなくなってしまったり。
若い頃には、新入社員研修で同様の教育を受け、
ある程度できていたはずのことばかり。
なのに今はできなくなっているんですよね..。
つまり「身についてはいない」。残念無念です…。
さて、長年同じような業界や環境で仕事をしていると、
今日の私のように、世間一般のごく基本的なことができない、
または、自己流・業界流の振る舞いが身に染みついてしまい
その修正に苦労する、といったことも多いかと思います。
ちょうど新年度がスタートしたばかりの4月。
フレッシュな新入社員の皆さんとともに
あらためて基本を学ぶというのも、
身が引き締まってよいかもしれませんね。