今日、某団体から届いたお便り文の中に、
こんな言葉を見つけました。
「出費ご多端の折とは存じますが-」
出費ゴタタンの折…
「出費がかさむ時期とはわかっておりますが-」ということでしょう。
恥ずかしながら、
“ご多用”という言葉ならば多用している私ですが、
“ご多端”は使ったこともなければ、目にしたのも初めてです。
しかし、確かに4月は”出費ご多端”な時期。
簡潔に意味の伝わるこの書き方が妙に気に入ってしまい、
今後、機会があったら使ってみようと思いました。
また、今日はもうひとつ気になった言葉がありました。
それは「エモーショナル(感情的)な処分」というもの。
党から除名処分を受けた某国会議員の方が、
その処分に関して発言した言葉です。
「エモーショナルの意味って、なんだっけ?」
こちらも、私には使い慣れない、
耳慣れない言葉だったので、やけに頭に残りました。
今度、夫婦喧嘩した時にでも使ってみようかとまで、思ってしました。
「ちょっと!エモーショナルな態度は止してよ!」
な~んて。
さて、見慣れない・耳慣れない言葉に、人は弱いのだそうです。
良くも悪くも気になって頭に残ってしまうということです。
少しマンネリ化した商品やサービスをPRする時には、
思い切って、いつもとは違う新鮮味のある言葉を使ってみるというのも、
インパクトがあっていいかもしれませんね。