ホームページやブログを運営されている方はご存知かと思いますが、
インターネット上にあるコンピュータの場所を特定するために
「ドメイン」というものがあります。
ざっくり言ってしまうとインターネット上の住所のようなものです。
皆さんがお使いのホームページのURLの一部や
メールアドレスの「@」より後ろの部分にあるのが「ドメイン」です。
例えば、次の例でいえば下線のところがドメインにあたります。
(※〇〇〇〇の部分はユーザーアカウント)
http://www.yahoo.co.jp
http://blog.livedoor.jp/〇〇〇〇/
〇〇〇〇@yahoo.co.jp
Yahoo!やGoogleで取得したフリー(無料)メールアドレスや、
利用しているプロバイダから割り当てられるメールアドレスを使っている場合は、
@より後ろの部分(ドメインの部分)を自分で勝手に変更することはできません。
それは、そのドメイン自体は運営者が所有管理しているものだからです。
一軒のおうちに「間借り」しているようなイメージでしょうか。
「愛知県岡崎市△△町12345番地 □□内 〇〇〇〇様宛」といった感じ。
これは、無料で設置できるホームページサービスについても同様です。
自分だけのオリジナルのドメインを使いたい場合には、
「独自ドメイン」を取得することもできます。
独自ドメインだと、好きなドメインをつけられるため、
自社の社名や商売にちなんだものにするようなことも可能です。
例えば、次のように。
●トヨタ自動車のドメイン→「toyota.co.jp」
●価格比較サイトとして有名な「価格.com」のドメイン→「kakaku.com」
いずれも、わかりやすく検索されやすいドメインですよね。
※但し、先に他で取得されてしまったドメインと同じものは取得できません。
※ドメイン取得時には数千円の費用がかかり、
ドメイン管理費用として管理代行者に毎年更新料を支払う必要もあります。
さて、この「独自ドメイン(自分所有のドメイン」を、
今利用している自社のホームページURLやメールアドレスに使用するには、
ホームページのデータやメールボックスを設置する
「インターネット上の場所 = サーバー」に
そのドメイン情報を紐つける作業が必要です。
初めて自社のホームページを独自ドメインで設置する場合、
以上のような作業は、ホームページ作成業者や
レンタルサーバー業者が代行してくれることがほとんどです。
しかし、何らかの理由、例えば…
●レンタルサーバーの維持費用や機能面で、
優れたレンタルサーバーに契約を切り替えたい。
●ドメインの管理代行業者を変更したい。
といった時には、
「ドメインのお引越し(ドメイン移管)」ということも可能です。
実は、この手続きがちょっと曲者。
お引越し手続きのタイミングを誤ると、
引っ越し自体ができなくなる(または間に合わなくなる)場合もあるのです。
自分で手続きを進める場合は、
事前に手続き手順や移行スケジュールの確認を
しっかりしておかないと、かなり厄介なことになります。
また、新しい業者に手続きをサポートしてもらう場合でも、
「今月末で今までの契約が切れるから
来月初に引っ越しできるように手続きよろしく~」
なんて風だと、業者側がどうがんばっても
対応が難しいこともあります。
引っ越しを思い立った時には、ぜひぜひ、お早めに相談を!
弊社でもサポート可能ですよ。