学生時代に歴史の授業で使っていた資料集。
私は、これをながめるのが結構好きでした。
(成績には一向に反映されませんでしたが…)
特に、資料集に掲載されている絵図や、
歴史上の人物の肖像画や写真は見ているだけで面白い!
いかにも立派な顔もあれば、
落書きのし甲斐があるユニークな顔もあります。
この「顔」が印象深いと、その人物に俄然興味がわいてきますよね。
私も、どんなことをした人か、どんな性格だったのか、など、
調べてみたくなったものでした。
ところが、その反面、
比較的地味というか…インパクトの弱いお顔の方には、
イマイチ興味が持てずスルーしていました。
当然、記憶にも残りません。
「人物名」も同様で、
ちょっと変わった人名だと頭に残りますが、
いかにも普通で身近にもいそうな名前だと、
スルー。
最近、朝の連ドラで注目を浴びている
「広岡浅子」や「五代友厚」も、
もしかしたら、資料集に載っていたのかもしれません。
しかし、知ったのも興味を持ち始めたのも、
ドラマを見てようやくだったのです。
(先日大阪商工会議所の横を通りかかったときの1枚。五代友厚氏の銅像です。隣は?誰だっけ?)
ぱっと見の印象が弱いと、
その功績を抜粋されて紹介されていても
「ふ~ん。」で終わってしまいますが、
ドラマのようにストーリーとして伝えてもらえると、
興味津々となりますね。
ところで、HPや会社案内のパンフレットには、
必ず「会社案内」というものが掲載されています。
その内容は、
会社概要や代表者の”ありきたりな挨拶文”と写真、実績の箇条書きなど、
お決まりのパターンが多いと思います。
単なるインフォメーションならこれでOKでしょう。
しかし、これらの自社紹介資料を見てくれた方から、
◎声を掛けてもらう
◎興味をもってもらう
◎もっとご愛顧いただく
こういったことを期待するならば、
やはり、その会社や代表者のことを
「ストーリーで伝える内容」を掲載すべきだと思います。
伝える手段は、文章でも、動画やマンガでもいいでしょう。
さて、御社の紹介資料は、
ストーリーを伝えられているでしょうか?
ぜひ、御社や御社の商品・サービスの魅力を
効果的に伝えていただけたらと思います!