「テスト週間だから、低浮上宣言してる子が多いよ」
「テスト週間中にブロック大会とかされると困るからね」
以上は我が家の中学生の会話です。
“低浮上宣言” ”ブロック大会”…
さて何のことだかお分かりでしょうか?
テスト勉強用語?部活用語?
いえいえ、全く違います!
いずれもLINE(ライン)を使っている若者なら
直ぐにわかるはずです。
?”低浮上宣言”とは、
→しばらくLINEをチェックしない、
またはチェックしても自分から投稿や返信は控えるから、
既読や返信が無くても気にしないでほしい、
とLINE上で前もって宣言しておくこと。
?”ブロック大会”とは、
→LINEの友達リストを整理し、
あまり付き合いのなくなった友達などを一斉にブロックすること。
LINEの友達数があまりに増えすぎると、
なにかと不便(うざい)ということで、
時々ブロック大会を行う学生ユーザーは多い模様。
ブロック大会を行う前には、LINE上で現友達登録者へ向けて、
「近々ブロック大会をするから
ブロックされたくない人は、スタンプ送って~」
と宣言するユーザーも多い。
つまり、冒頭の会話は、
「テスト週間だから、あまりLINEは見ないって宣言してる子が多いよ」
「テスト週間中に、LINE友達から友達外されると困るからね」
そんな内容になります。
さすがはデジタルネイティブ世代。
ネットワーク内できめ細かいルールが自然発生しているようです。
SNSをうまく使いこなしていますね。
先日このブログで、
スマホ・タブレットはつい使いすぎてしまう。
大人も子どももなかなか自制が効かない、
時には強制的に使用制限も必要では?という趣旨で記事を書きましたが
→スマホ・タブレットの思わぬ落とし穴とは!?
これからの時代を上手に生き抜くには、
「使い慣れる」「活用ノウハウを共有する」というスキルも、
ある程度は必要なのかもしれませんね。