人は、見たいものを見るけれど。

「第一印象」
「最初に頭に浮かんだこと」
「自分が信じていることに合致すること」
「自分が好ましいことに合致すること」
「ジンクス」

人の言動は、こういったことにかなり左右されるものだと思います。
いわゆる先入観や思い込みにより、判断し・行動すること。
それは、もちろん良い結果を招くことも多いでしょうが、
事実に目をつぶって、困った事態を引き起こすこともありますね。
(私がこんな風に思うのも、もしや思い込み?)

ushiinu

ちょっと小難しい言葉を使うとしたら
「認知的不協和を引き起こす」
なんていうのでしょうか?
(”小難しい”と思わない人もいるでしょうね)

にんちてきふきょうわ【認知的不協和】
個人のもつ二つの情報の間に不一致が生じること。
その際,不一致を低減する行動が起こる。
例えば,愛煙家が喫煙は肺癌の原因になるという情報に接すると,
それを否定するか禁煙するかによって不一致を低減しようとする類。
(大辞林 第三版 解説より引用抜粋)

「美人女優の〇〇さんが使っている一押しコスメだから、他のよりも間違いなく効果があるはず!」
「昔から使い慣れている製品でないと、身体が拒否するので他の製品は使わない」
「出掛ける時は、右足から一歩を踏み出さないと悪いことが起きる」
「ああいう家庭で育ったなら、きっと、〇〇〇な人だろう」
「占い師のいうとおりに行動したから、今がある。もし守らなければきっと今頃は…」
「世界中を探したって、彼(彼女)ほど素敵な人は居ない!」

人は、見たいものを見る。
その方が、本人は楽だし、幸せなのです。

商売するうえでも、
こういった人の心理にズバッと響くアプローチができれば、商品やサービスの「実際の品質」に関わらず、高く評価・支持されることになります。
また、お客様に満足感を持っていただくことも大変重要なことですから、お客様の見たい夢に適うものを提供していくのは間違えではないと思います。

しかし、取り扱う商品・サービスによっては、
実際の品質やそれを取り巻く環境の現状を余すことなく、正確に伝えるべきものもあります。

例えば、自動車の安全機能や薬品の効能・副作用の情報などは、消費者に誤認があると命にも関わりますよね。
また、これまでになかったような画期的な新技術により生まれた製品やシステムは、一般にその正しい活用方法が普及するまで、「根気よく・わかりやすく情報を伝える工夫」が必要となってきます。
情報に通じており解っている人にとっては、伝わらなくてもどかしいこともあるのでしょうが、これからの世のため・人のためになることに取り組んでいる方たちは、負けないでほしい!

理由あって、そんなことを感じることの多い、今日この頃なのでした。


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