「お取扱いできません」の理由

普段はあまり使っていない「ゆうちょ銀行」の通帳。
これを先日、久しぶりにATMで記帳しました。
“その時は”、無事記帳ができました。
というのも、この通帳、ATMではかなりの割合で受付を拒否されてしまうのです。
tuchou

「この通帳はお取扱いできません。窓口へご相談ください云々」

そんな表示画面を何度見たことか…。
通帳を慎重に入れ直しても、ダメな時は全く受け付けられません。

ところがその一方、難なく一発OKでATMが受け付けてくれる時もあります。
なんとも不思議な通帳です。

さて、もうすぐ年も新たになります。
そこで今回、いっその事、通帳を再発行してもらおうと考えました。

通帳が度々受け付けられないのは
“磁気テープが弱っていて読み取られないからだ”
と推測したからです。

A支店で窓口で相談したところ、
すぐに通帳を調べてくれました。

しかし回答は、

「磁気は全く正常です。再発行の必要はありません」

という意外なものでした。

「でも、拒否されることのほうが多いのですが。どうすればよいですか?」

そう食い下がってみると、窓口の職員さんは何度も通帳を調べた挙句、

「前回の明細(最終行)の印字が薄いと、上手く読み取れないのでしょう」

と、これまた予想外の返答。

「ほら、現に、前回の明細印字が濃いから、今日は記帳できましたよね!」

「そういわれれば…そうですね…」

何だか納得いきませんが(ATM機の印字の濃さは、こちらではどうしようもできない)、
これ以上お願いしても再発行は難しそうなので、この日は諦めました。

そして本日また、この通帳を使う機会がやってきました。
今日は、B支店のATMで払出し&記帳をしようとしたのです。

「この通帳はお取扱いできません。窓口へ・・・」

また、ATMに拒否されました。

(ほら、やっぱり!今度こそは通帳再発行してもらうぞ!
 B支店は、この通帳を作ったところでもあるし。)

そう決意して、窓口で前回の印字云々の件も含め事情を説明し、
再発行をお願いしました。

しかし、回答は、

「磁気は全く正常です。しかし、払出しと同時には記帳できない磁気になっています」

「は? どうしたらそんな磁気になるんですか? 取扱い方にどんな注意が必要ですか?」

「いえいえ、扱い方ではなくて。磁気は正常なのです。
 この通帳をお作りになった時に、お客様がそのような契約でお申込みのはずです。
 いずれにしても、払出しと同時に記帳できるようにするには、
 変更の届け出が必要です。本日届出印はお持ちですか?」

「わざわざそんな面倒な契約はしないと思いますが…。
 本日、届出印は持っていません。」

「払出しはキャッシュカードでのみ、記帳は記帳のみで操作を行って頂ければ、
 変更の届け出をして頂かなくても記帳できますからね♪」

なんだかなぁ・・・
一生懸命調べてくれた職員さんには申し訳ないのですが
どうも腑に落ちない結果となりました。

結局、この不思議な磁気を帯びた通帳を、
来年も使い続けることになりそうです。(´Д`)


関連記事

  1. ビスケットのレシピを送った理由

  2. 大組織の行方

  3. 届きました。

  4. 「ポケモンGO」日本でも配信開始

  5. もしも叶うのなら

  6. SNSで再発見