今日は、定期コンサルさせて頂いている
とある食品製造小売業さんの訪問日でした。
お店は営業中。
ミーティングは、
お店のバックヤードの片隅で。
来店客があれば、一時中断となりますが、
その合間をぬっていろいろと
お話を伺いました。
開店から約半年が経過したこちらのお店。
1年以上前、創業前の段階からご相談いただき、
ビジョンの確認、コンセプト固めから事業計画の策定、
市場調査からプロモーションや販促ツールづくり、
各種手続きや書類作成のフォロー…
その他ご相談ごとへの対応等々、
いろいろなサポートをさせて頂きました。
傍からみれば、
いったい何の専門家?何のコンサルタント?
と思われても仕方無いぐらい、
許されることは何でもおせっかい(?)を焼きました。
そんなうっとうしいことをした理由は、ただ一つ。
弊社のサポートのゴール、
そして仕事をお受けする基準を
「経営者の方の想いをカタチにすること」
と定めているからです。
そのためにやるべきことがあれば、
何でもやるぞ、と。
その結果…
何もないところから、
店舗という箱ができて、
棚に商品が並んで、
それを求めにお客さんがやってくるまで、
いくつもの「想いがカタチになる瞬間」を
一緒に味わわせて頂くことができました。
この感動は何物にも代えがたいものです。
実は、今日もその瞬間を目撃しました。
そのお店に、
お子様連れで徒歩で買い物にいらしたお客さま。
最近毎週1~2回の頻度で
来店されるそうです。
これは子どもが好きだから…
これは素材がよいから…と
弾んだ声で次々と商品をご注文。
あとからきたお客さまにも、
「ここのお店の商品にハズれはないですよ」
「味もよいけれど、素材にも気遣ってくれてるんですよ」
そんな風にPRしてくれるほど、
こちらのお店を気に入っている様子。
この、お客様はまさに!
こちらのお店のビジョンを確認し、
コンセプト固めをしていく中で出てきた
理想のお客様像そのもの!
開店半年にして、
想いはしっかりとカタチになっていたのです。
こっそり一人、
感動しちゃいました。
想いを馳せ、絵を描くまでは誰でもできますが、
それに向けて日々の業務を継続していくことは、
実際難しいものです。
まずはここまでやりきった!
そしてこれからもやり続けていかれるであろう
こちらの店主さんを、
今あらためて尊敬しています。
また、当初は少し面倒にすら感じられたかもしれない、
ビジョンの確認や
コンセプト、ターゲットの明確化…といった
「想いを見える化し・まとめる作業」
の必要性も再認識しました。
しつこく確認しておいてよかった!(笑)
そして、その想いを、
向こう3年の事業計画に数字込みで
具体的に落とし込んだことも無駄ではなかった。
大変だったけど!(T_T)
さて、以上のような感慨にふけっている私自身はというと…
実は…
毎月参加させて頂いている
「人気店の作り方(全5回)」というセミナーで
第1回目以来の宿題になっている
”ビジョンマップ”が完成していない…
という有様(汗)
そうこうしているうちに、
↓このセミナーの最終回↓
”リピセミ”人気店の作り方セミナー第5回
【セルフ・プレゼンテーション】H28.4/22開催
が来月に迫っているという…崖っぷち(汗)
同セミナーの講師、
(株)Compassの石川社長からは、
折に触れて
「書かないと叶いませんよ」
「まだ、宿題提出してない人がいますね」
「プロなのに(出してない)」
そんな、温かなメッセージが届きます…。
聞くところによると、ほかの受講者の方は、
一つずつ着実に前へ進んでいるのだとか。
先日開催された第4回では、みな口々に
「リピセミが次回で終わっちゃうなんて、卒業なんて、寂しい!」
そうおっしゃってましたが、
私だけは、内心こんな心配をしていました。
「皆は卒業できるけど、私このままだと留年…なんじゃ…」