検証でカツ!

「PDCAサイクル」って、ご存知でしょうか?
おそらく、このブログをご覧になっている方は
すでにご存知かとは思いますが、念のため…

PDCAサイクル
・1950年、品質管理の父 エドワード・デミングによって提唱された考え方で生産プロセス、業務改善の連続的なフィードバックツールとして発展した。
・業務遂行に際し、「計画をたて(Plan)、実行し(Do)、その評価(Check)にもとづいて改善(Action)を行う、という工程を継続的に繰り返す」仕組み(考え方)のことを言う。
出典:weblio辞書-人材マネジメント用語集

えっ!1950年?
私が生まれる前から提唱されてたのか!

って…

やはり知っているようで、
まだまだ知らないことってあるもんですね。

そして、わかっているようで、
わかっていなかったり、
実際に実行できていないことも
結構あるとは思いませんか?

え?そんなことは無い?ですか?

ほ・ん・と・に?

例えば、このPDCAサイクルのうち

①計画(Plan)
②実行(Do)

まではできていても、

③評価・検証(Check)
④改善(Action)

の2つの段階を飛ばしちゃうことなんて、
まさか、まさか、無いでしょうね!?

弊社では、販促プロモーションの
ご支援をさせて頂く機会が多いのですが、
初めてご相談いただく企業様のうち
かなりの割合で
↓こんな感じのサイクル(?)になっている方をお見掛けします。

PDCADDDDDADDDADDDDDDDADDDDDDDDADDDDADDDD

※時々Aが混ざってます。さて何個あるでしょう?
そしてCはいずこに…

例えば、何か販促ツールを作るとします。
チラシやホームページを想像してみてください。

初めて作るときには、

*ターゲットを絞り
*掲載内容を吟味して、
*デザインにもこだわっちゃったりして

気合いをいれて計画(Plan)を立てられます。
そしてDo(実行)。
しかしその後は、
掲載情報に変更があった時に時々更新したり、
なんとなく反応が悪いから
デザインを変えてみたり、
制作業者を変えてみたりして
改善(Action)したつもりになっている方、多し!

評価・検証(Check)の段階が、

”ただなんとなくそう感じるから”
”あるお客様に指摘されたから”
”制作業者に指摘されたから”

それらのことを鵜呑みにして、
自社でじっくり評価・検証をせずに
改善を実行してしまうことも多いようです。

第三者の意見や専門業者の見解は、
もちろん大いに参考にすべきですが、
それだけでは、いい結果にはつながりません。
どんなに面倒でも、
要所要所で自らの目で観ることが大切です。
見方がわからなければ、
そこは専門家に助けをもとめても良いでしょう。
でも、丸投げしちゃダメっ!

他者を信頼して任せることと
自分で観て考えることを放棄するのを混同すると、
場合によっては、痛い目に合うと思います。はい。

例えば、本来は廃棄されるべきカツやお味噌を、
いつも買物するお店で激安で特売されてたからって
何も不思議に思うことなく買っちゃったりして…ね。

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検証無くして改善無し、勝つことも多分無し、です。
気をつけましょう!
かぁーーつっ!


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