「ねえ、僕の(わたしの)どこが好き?」
な~んて、
誰かに聞いてみたことはありますか?
このような問い掛けは、
何も恋人同士が愛を確認しあうときばかりでなく、
ビジネスの場でも、大いに活用すべきだと思います。
勿論、表現のニュアンスは少々変わりますが、
遠慮したり恥ずかしがったりせずに、
自分のお客様や取引先に対して、
こんな風に問い掛けてみてはいかがでしょう。
「なぜ、どんなところが気に入って頂いて
わが社(わが社の商品またはサービス)を
選んでくださったのですか?」
返ってくる答えは様々だと思いますが、
きっと、どの答えも今後も良好な関係を保つために、
さらに良好な関係を築くための、
大きなヒントになるはずです。
面と向かって直接おたずねするのが困難な場合には、
相手の表情や行動から見て取れる情報の範囲でも、
推測してみてはいかがでしょうか。
なぜ、私がそんなことをお勧めするかといいますと…
・どこに満足し、何を期待してくれているのかがわかれば、
・そのポイントを外さない商品・サービスを提供すれば、
効率よく顧客満足度を向上することができると考えるからです。
また、お客様が求めていない、
むしろ「不要」と感じられているようなサービスを、
良かれと思い一生懸命提供し、かえって不興を買うような、
残念な事態の発生も防げます。
せっかく縁あって、一時は良い関係にもあったのに、
いつの間にか相手の心は離れ、お別れ…
そうなってから、後を追いながら
「私の何が悪かったの?何が嫌だったの?」
そう思っても後の祭りというものです。
良い関係にある時は、
いつまでもその関係が続くと錯覚して、
問い掛けることを忘れてしまいがちなのですが、
関係が切れてしまう前に、
ぜひぜひ、教えてもらいましょう。
お客様との愛を育むために♪