商売をやっている皆さんなら、
使用するツールや手法、実施規模などは異なるものの、
何らかの販売促進策を実施されているかと思います。
例えば、小売業などで比較的によく実施されているものといえば、
次のようなものでしょう。
・折り込みチラシ
・ポスティング
・新聞、雑誌、フリーペーパーへの広告掲載
・ネット広告
・SNS活用
・ブログや自社HPでの情報発信
・店頭でのイベントやセールの実施
・ポイントプログラムの導入
もちろん、最近ではYouTube動画を活用したりと、
細かなツール、手法をあげれば、
他にもいろいろあると思います。
さて、皆さんのお店や会社では、
どんなツールを組み合せて実施されているでしょうか?
そして、その販促の『効果』やいかに?
例えば、フリーペーパーに割引クーポン付きの広告を載せた場合。
〇〇人のお客様がそのクーポンを手に来店してくれた―というと、
効果が目に見えてわかりやすいですね。
また、広告を出した直後から来客数・売上高などが目に見えてUPすれば、
これもわかりやすい。
一方、効果がすぐには目に見えにくいものもあります。
例えば、SNSやブログを活用して、日々地道に情報発信やお客様とのコミュニケーションを図っているような場合。
「いいね!」や「リーチ」、「リツイート」などの数、アクセス数などある程度の反応はわかるもののの、それが集客や売上UPなどの「成果」に、どれぐらい貢献しているか、いわゆるコンバージョン率というのは、ちょっとわかりにくいかと思います。
広告効果測定ができるシステムもありますが、当然ながら利用は有料となります。
(例えばこういうサービス→ネット広告効果測定システム「アドエビス」)
実は、最近ブログやSNSを活用した販促を試みたことがあるという複数の方から、同じような感想をお聞きしました。
「始めてはみたものの、その効果がよくわからなくて、だんだんやる気が無くなってしまって…めんどくさくなってやめてしまった(または、そのまま放置している)」
確かに、ごもっともです!
効果が感じられないものに時間と手間を掛けるのは、誰だって嫌ですよね。
いくら励んでも痩せないダイエットみたいで。
理想の筋肉がつかない筋トレみたいで。
それより地域の情報誌に、ポンっと広告(とお金)を出して、
しばし来店客数や売上が増えたほうが、わかりやすくて気持ちがよい。
まるで、顔のしわ取りのためにヒアルロン酸やらボトックス注射をうって、マイナス5才若返るみたいで。
(やったことはありませんが…)
それも、よ~くわかります!
しかし、「効果の持続性」や「費用対効果」という点から両者を比較した場合、どうでしょうか?
また、そもそも「中長期的に、どんな効果をあげることを目的にそのツールや手法を選択」したのでしょうか?
そのあたりを一度検討してみると、
わかりにくいと感じていた効果が見えてきたり、
本当に自店の現状でやるべき販促が絞れてくるかもしれませんよ。
そうすれば、俄然モチベーションも上がるというもの。
本日は、あえて具体的な答えや結論を書かずにおきます。
それは、そのお店、会社ごとに違いますし、
必ずしも正解は一つではありませんので。
ぜひ一度、皆さんも自店(自社)の場合を思い出して、
考えてみてくださいね。