先日、娘と一緒に東京に遊びに出掛けた時のこと。
珍しくタクシーを利用したら、
六本木の繁華街に差し掛かったところで、
運転手さんがこんな話をしてくれました。
「このあたりでは、色んな人種の人が乗ってくるんだよね~
そういえば、こないだ、あなた方のような年頃のカナダ人の親子も乗せたんだ。」
「そのカナダ人親子は、観光だったんですか?」
「いや、それがね。最近カナダから移住して来たんだって。
あちらでは安全に子育てができないからって。
母親のほうは、結婚前に何年か日本で暮らしたことがあって、
やっぱり日本のほうがいいと判断したといってましたよ。」
子どもを暫し留学させるのではなく、一家で移住しちゃうって…
なんかスゴイことだなあ、と、驚いてしまいました。
私自身が海外移住を考えたことが
これまで一度もなかったからでしょうか?
(三河から移住すら考えたことがなかった)
いやいや、カナダって…
別に現在紛争地帯になっているわけでも、ないですよね?
私のイメージでは、
豊かな大自然に囲まれて暮らせ、福祉も充実していて比較的治安の良い国。
むしろ、他国からカナダに移住する人の方が多いのではないでしょうか?
不思議に思って調べてみると、
↓こんなニュース記事を発見
カナダで急増 中国系移民
移民の割合が高すぎることが、
イコール住みにくい・治安が悪いというはずもありませんが、
やはり、その国に暮らしてみないと分からないといったところでしょうか。
昨今、欧米ではテロも頻発していますし、
そのあたりも考慮されての移住だったかもしれませんね。
私が海外移住を考えたこともなかったのは、
日本が素晴らしい国だからなのか、
それとも、私が慣れきって鈍感になっているだけなのかわかりませんが…。
いつまでもあると思うな親とカネと安全。
普段から、もうちょっとアンテナの感度を上げておかなければいかんなあ、と思いました。