今日は「文化の日」。
しかし、特に文化的なことをせずに
一日が終わってしまいそうなので、
ここは一つ、
文化について書いてみようと思います。
(書けるのか?)
「文化の日」の制定のきっかけになっている日本国憲法の条文中にも
“すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。”
と登場する”文化”という言葉。
しかし、あらためてその定義を問われると、
明確に答えられません…。
これを機に、辞書で調べてみました。
ぶんか -くわ [1] 【文化】
①〔culture〕 社会を構成する人々によって習得・共有・伝達される行動様式ないし生活様式の総体。言語・習俗・道徳・宗教,種々の制度などはその具体例。文化相対主義においては,それぞれの人間集団は個別の文化をもち,個別文化はそれぞれ独自の価値をもっており,その間に高低・優劣の差はないとされる。カルチャー。
②学問・芸術・宗教・道徳など,主として精神的活動から生み出されたもの。
-三省堂 大辞林より一部引用-
ふむふむ…
「人間集団は個別の文化をもち―」
そういえば、
「企業文化」なんていう用語もありますね。
企業文化(きぎょうぶんか)とは経営学用語の一つ。ある企業が有している独特の価値体系や行動規範のことを言う。企業文化の現われとなっているものには、その企業の長年の伝統であったり、現時点での経営陣の経営方針などが存在する。コーポレートアイデンティティはこの企業文化を変化させることを目的として実施されている。
どんな企業にも、企業文化は存在します。
「個別文化に、高低・優劣の差はない―」とはいえ、
その企業の企業文化の有様によっては、
良きにせよ悪しきにせよ、
業績や社会的評価などに影響は出てくるはず。
お客様や従業員、取引先や出資者などの、
いわゆるステークホルダーに、
自社の企業文化がどう受け止められるか、
支持されるようなものなのか、
時には振り返ることも必要ですね。