11月は「テレワーク月間」

今月(11/1-11/31)は、
テレワーク月間」だそうです。

「テレワーク」とは?
テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した場所にとらわれない柔軟な働き方のことです。※「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語 -テレワーク月間サイトより引用-

terework

パソコンやネットなどの情報通信技術を活用した
「在宅勤務」といったほうが、ピンとくるかもしれません。

実は私も10年前、子どもたちが幼い頃に、
在宅で新聞の折り込みチラシのデータ制作を請け負っていました。
毎週、複数のスーパーマーケットのチラシを担当するのですが、
手書き原稿がFAXで届いたら翌日までに仕上げる、といった、
なかなかタイトなスケジュール。
その上、別のワーカーさんが病気などで作業不能な時には、
代わりに請け負うこともあり、予想以上にハードなお仕事でした。

しかし、テレワークの良いところは、
1日のスケジュールを自分で決められること。
通勤の移動に時間を取られることもありません。
小さな子どものいる母親や、
家族の介護などで家を空けられない人にとっては、
メリットが大きい働き方だと思います。
私も、気の休まる暇はなかったものの、
時間を自由にやりくりできるのは大変助かりました。

少子高齢化が進み、
今後さらに働き手不足が予想されることから、
ここ数年、国をあげて女性活用が叫ばれてきました。
その一環として、さらにテレワークを
普及推進する動きが活発になっていると感じます。

働く能力や技術を持っていながら、
出産や家庭の事情で一度リタイヤした場合。
その後、自分が働きやすい環境と出会えずに
「宝の持ち腐れ状態」になっている人は、
かなりの数いるはずです。
そういった潜在的な働き手の力を、
うまく組み合わせて活用していくには、
「テレワーク」は最適な仕組みだと思います。

さて、ネットやスマホ、SNSの普及、
グループウェアやファイル共有サービスなど、
離れていても共同作業がスムーズに行えるプラットフォームは
この10年で驚くほど充実してきました。

ですから、10年前に私がやっていたような、
「在宅ワーカーに外注」という形だけでなく、
ある企業の正社員として雇われていても、
必ずしもオフィスに出勤する必要はなく、
働く場所と勤務時間を柔軟に選択できる。
そんな自由な働き方をしやすい環境が整ってきています。
これからテレワークが普及していくのは、
自然な流れなのかも知れませんね。


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