セキュリティに関する
「へえ~」っというニュースが上がっていたのでご紹介。
→「1万台ものルーターを何者かが勝手にハックしてセキュリティを高めていたことが発覚(Gigazine)」
マルウェアだのウィルスだのと聞けば、
「感染=なにかしら害が及ぶ」と連想しますよね。
しかし、上記記事によると…
2015年4月、Linux.Wifatchに関するさらなる情報を得たSymantecは、マルウェアがデバイスに及ぼすを影響を調査しました。(中略)コードの分析を行った結果、Linux.WifatchはPerl言語で書かれており、いったん感染するとデバイスがP2Pネットワークに接続してインターネット上の脅威に対抗するためのアップデートを受け続けることが判明しました。
なぬっ?!
感染すると「脅威に対抗するめのアップデートを受け続けられる」って…
つまり良い影響をあたえるマルウェア?
どの用語辞典を見ても
「マルウェア」についての説明には、
“悪意をもって-“ ”悪意のある-“ ”悪質な―”
といった言葉がつきものなので、不思議な感じです。
第三者のデバイスに許可なく―という意味では、
それがどんな良い影響を与えようと、
本来許されないことなのですが、
このマルウェアの仕掛け人が
自分の優れたプログラミング技術を
良い影響をあたえる形で試そうとしたとするならば、
ちょっと愉快でもあります。
ただし、今後それを
悪用に転用することもできるわけですから、
素直に支持はできません。
高度な技術力や知識を
世のため人のために活かすか、
それにより害悪を生じさせるかは、
結局は人の心持ちひとつにかかってきますね。
凡人からすると、
「賢い人!頼むから良いことに活用して~」
と願うばかりですね。