新規事業立上げや商品開発を検討する際に、
検討しなければならない重要事項のひとつに
「資金調達の手段」があります。
ここ数年、注目されている資金調達の手段といえば…
そう、「クラウドファンディング」ですよね。
ご存知の方も多いかと思いますが、
念のためざっくりとご説明しておきますね。
クラウドファンディングとは、
インターネット上で、自分の実現したいプロジェクトについて公開し、
そのプロジェクトに賛同し出資してくれる人を募る仕組みです。
その呼び名は、群衆(crowd)と資金調達(fundhing)を組み合わせた造語ということ。
出資の方法は、プラットフォームによって
次のようにわかれます。
1.購入型
2.寄付型
3.金融型
日本でよく見かけるのは1.の購入型。
例えば、新商品開発のプロジェクトへの出資であれば、
その新商品自体+アルファの商品を1口いくらかで
先行(または予約)購入できるようなタイプです。
2.は、そのまま主旨に賛同して「寄付」を行うタイプで、
3.は、出資に対して、配当や利益が発生するタイプです。
購入型で、かつ1口の金額が少額であれば、
投資家といわれる人でなくても、
気軽に自分のお気に入りのものを予約購入する感覚で、
または、自分の信条や志向にあるプロジェクトを
ちょっと応援してみるか、ということで、
それほど抵抗なく出資しやすいかと思います。
例えば、日本初のプラットフォームに READYFOR がありますが、
かなり賑わっています。こんなに利用者がいるんですね。
募る人も出資する人も実に多彩。
大小様々なプロジェクトが進行中です。
ところで、米国では大統領選出馬の資金調達に、
立候補者がクラウドファンディングを活用したんだとか。
→ レッシグ教授、米大統領選に正式に出馬表明 100万ドルのクラウドファンディング達成 (ITメディアニュース より)
日本では少し前に、
ネット選挙解禁云々といっていたばかりなのに…
さすがは、ITでいつも一歩先行く米国です。
さて、皆さんも、
もしご検討中の新規プロジェクトなどあれば、
クラウドファンディングを
活用してみてはいかがでしょうか?