2020年開催の東京オリンピック・パラリンピック。
例の国立競技場建設の件で、
てんやわんやしているのをみると
素直に開催を喜べないどころか、
そんないい加減な計画に莫大な税金をつぎ込んで、
開催後の日本はどうなっちゃうの?と、
不安になってしまいますね。
さて、オリンピック関連で、
最近もう一つ話題になっていたのが
「東京都観光ボランティア」の
ユニフォームデザインの件。
東京都は、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会に向け、観光ボランティア活動を通じて外国人旅行者に東京の魅力を紹介する「街なか観光案内」をスタート。2020年までに新宿、浅草等10地域で展開される予定で、今回の会見では藤江珠希がデザインした観光ボランティアスタッフのユニフォームが発表された。fashionsnap.com News記事より引用
そのデザインは、こんな風。
このデザインについては、
ネット上でマイナス評価(ダサいんじゃないか...といった)が飛び交い、
よくもわるくも注目を集めてしまったようです。
自分が普段着として着用することを想定するならば、
ありえないデザインだとは思いますが、
◎遠目からみても「あ、あそこにガイドさんがいる!」と気付きやすい
◎着用するボランティアガイドは老若男女・背格好もバラバラ。
しかし、誰が着用しても、親しみやすく声を掛けやすい雰囲気を醸し出せる
そういった狙い(目的)に適うデザインという意味では、
成功しているのかも知れませんね。
また、非常にインパクトがあるのも確かですから、
奈良のマスコットキャラクタ―「せんとくん」のように、
予想外に、じわじわ人気がでてくる可能性はあるかもしれません。
ボランティアでもないのに、
このユニフォーム一式をほしがる人なんかも出てきたりして?
何か新しいものを世に出すとき、
それが万人から支持されるなんてことは滅多にないでしょう。
ならば、狙いが肝心!
狙った相手にその意図が届けば、十分大成功です。
これって、企業のマーケティングにもいえること。
目的を見失いたくはないですよね。