タダ乗りに御注意!

先日、ご近所のお宅の無線LANに「タダ乗り」した男性が、
電波法違反の疑いで逮捕されました。
無線LANタダ乗りでの逮捕は日本初だそうです。

他人が契約している無線LANでも、
接続用のパスワードが分かれば、
誰でも無断利用できてしまいます。
今回逮捕された男性は、
解析ソフトを使用してパスワードを解読したとのこと。
暗号化強度の低い方式(WEP形式)でパスワードを設定している
無線LANの場合は、比較的簡単に解読されやすいといわれています。

脆弱性への対策という観点からは、 WEPは容易に暗号解読が可能なことから使用を避けることが望ましく、 また、WPAにおいても限定的に解読できることが発表されており、万全とは言えません。 そのため現状では、 暗号方式として脆弱性が指摘されていないWPA2を使用することが最も安全とされています。
(社)日本ネットワークインフォメーションセンターHPより引用

「タダ乗り」されることによる被害は、
決して見過ごせるようなものではありません。
情報漏えいは勿論ですが、
犯罪者が身元を分かりにくくするために
他人の無線LANを隠れ蓑に悪用する場合もありますから、
困ったものです。
タダ乗りされた側が、誤認逮捕された事件なんていうのもありましたよね。
無線LANのセキュリティ、本当に気をつけたいところです。

wifi

さて、そうはいっても...
セキュリティだ暗号化強度といわれても、どうやって高めればよいの?
それって自分でもできるの?
という方もいらっしゃると思います。
そもそも無線LANをご家庭やオフィスに導入する際も、
設定は業者任せだった、という方が圧倒的に多いでしょう。

今お使いの無線LANルータ―の取扱説明書があれば、
暗号化方式やパスワードの変更・設定方法などについての
説明が書いてありますが...読んでもよくわからん!というのであれば
設置してくれた業者に、ご家庭(またはオフィス)の無線LANの設定が
どういったレベルにあるのか確認してみてもよいでしょう。
特に、設置してから4,5年以上経つかな~?とういう方は、
ルーターも古い暗号化方式にしか対応していない可能性大です。
専門家のアドバイスとサポートを受けるのが一番ですが、
どこへ相談したらよいのかわからない場合は、
まずは弊社へご相談いただいてもOKですよ!


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