「セレンディピティ(serendipity)」という言葉をご存じでしょうか?
思いがけないものを偶然に発見すること。また、その能力。
何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉。
科学の世界ではニュートンが有名で、リンゴが木から落下するのをみて「万有引力の法則」を発見した。
この発見する能力をセレンディピティと呼ぶ。(はてなキーワードより抜粋引用)
ニュートンほどの発見はなくとも、
誰でも一度ぐらいは、
思いがけず「ラッキー!」という状況に
出会ったことがあるのでは?
私も、よく経験するのですが、
これはいわゆる運でもなければ、
能力や才能というほど大げさなものでは無いと思います。
では、何か?
「何かを探しているか、求めているか」
「探求しているものに関わることに気付くかどうか」
それだけのことのような気がするんです。
つまり、自分の周囲に既にあるものや、
次々とあらわれては通り過ぎてゆく現象の中に、
価値あるものは山ほどあって、
それをキャッチできるアンテナが立っているかどうかの違い。
さて、前置きが長くなりましたが、
昨日のブログの続きです。
↓ ↓ ↓
思いがけず幸運に出会う能力(1)
外出先で遭遇した移動販売のパン屋さんに、
どこから来たのかと尋ねたら…
思いがけず弊社の近所から来ていたことがわかり、
私はそのことを、店主の方にお伝えしました。
買う気満々でテンション高めのお客さんから
こんなことを言われたら…
みなさんが店主だったらどうします?
私なら多分、こんな風にお応えすると思います。
「それは偶然ですね!お近くなら今度寄らせてください」
ショップカードや名刺があるのならそれもお渡しして、
「電話で事前にご都合お聞かせいただければ、寄りますよ」
な~んて、いうかも。
しかし残念ながら、この店主さんの応えはたった一言。
「そうなんですね。」
ガクリ…しかも、笑顔すらなく…
もしかしたら、もう十分繁盛していて、
これ以上巡回先を増やしたくなかっただけなのかも知れません。
でも、ちと商売気が無さすぎ…ですよね。
販路を増やして少しでも売上もUPしたいのであれば、
小さな好機を逸されたのでは?
そんなことを思いました。
さて皆さんは、
小さなチャンスを、幸運を、活かせる価値を、
見逃してはいませんか?