人材確保の方法

「人手不足で困っている」
「求人しても集まらない」

最近行く先々でこんな悲鳴を耳にします。

つい先日も、知人から
人材確保の厳しい現状をいろいろと聞きました。

新規OPENした大型ショッピングセンターでは、
時給を1500円、1800円と2度引き上げて
パートアルバイト店員の募集をかけたにも関わらず、
必要人数が確保できず、一時休業になったとか。

また、なんとか集めたスタッフが、
研修期間を終えてさあこれからという時に、
SNSで、「やっぱり辞めます」と連絡してきたとか…

-shared-img-thumb-BL008-cyottomatteyo20140810_TP_V

本当に背筋がゾッとする話ばかりです。

完全な「売り手市場」ですね。
勿論、業種によってはそれほど人材確保に苦労しないところもあるかもしれませんが、
全般的には、「人手不足・人材不足」といってよいでしょう。

だからといって、
起業側としては手をこまねいているわけにはいきません。
先のショッピングセンターではないですが、
購買意欲をもったお客様はいるのに、
営業ができない日々が続くようなことがあれば、
会社の存続に関わります。

単に「人手を集める」というよりは、
「人材を確保して・離さず・育てる」。
そんな努力がこれまで以上に必要な時代なんだと実感します。

件の知人の会社でも、
より働きやすい環境づくりや
フォローアップ体制の整備など、
人材流出を防止しようと
あれこれと新たな取組みを進めているということです。

ところで…

人が集まる理由って何でしょう?
働く場所を選ぶ規準は何なのでしょう?
求職者のニーズは、どこにあるのか?

皆さんはどうお考えですか?

人により理由や基準はさまざまなのは確かですが、
かなり高い給与や好待遇をうたっても、
人が集まっていないのは事実なようです。

私は、こう思います。

「良い気分で働ける場」
「毎日行きたくなるような楽しみのある場」

そんな職場が選ばれるんではないかと。

どうしたら良い気分で働けるか。
わくわくしながら働けるのか。

・仕事自体がやっていて面白いと感じられる
・やりがいをもって仕事ができる
・職場の仲間と信頼しあい、
 会社の方向性を共有しチームになれる
・お客様や取引先と良い関係が築けている
・自分の特性が活かせ、必要とされていると思える
・自分のやっている仕事に誇りをもてる

こんな場だったら、どうでしょう?

「そんなのただの理想論」

そう思われますか?

私は、販売士という資格を通じて、
いろいろな営業職、販売職の方や
その教育を担当している方などから
お話を伺うことがあります。
教育機関の就職支援部署の担当の方からなども。

残念ながら、世の中には営業、販売と聞くだけで、

「自分には向いていない」
「大変そうだ」
「客相手はストレスがたまりそうだ」

そんな風に拒否反応を示す人が多いようです。
また、実際に働いている人ですら、
自分たちの仕事に誇りを持てずにいる人たちが存在します。
しょうがなくやってます、というような感じで。

勿論、向き不向き、適正ってものはありますが、
ちょっと視点を変えれば、
どんな仕事も楽しくなります。やりがいが持てます。
特に、営業や販売なんてそうです。
目の前にごろごろ楽しみの種、やりがいの種は転がってるんです。

また、その会社でしか味わえない
わくわくの種も必ずあるはず。
(もしや企業側も自社の魅力に気付いてない?)

それらを伝え・気付いてもらえる機会があれば、
人は離れず、人材は育つ。
その様子見て新たな人も集まる。

そう思うんです。

え?思わない?
なら、まあいいですけど…

実は販売士として、仲間の販売士たちとともに
そのあたりをお手伝いできるネタを準備中です♪

→ その前に、販売士って何?って方はこちらをご覧下さい

その仕事の楽しさ、会社の魅力を伝え、
気付かせるお手伝いをできればよいなと、
心から思ってます。

個人的にも、
ビジネスゲーム研修なんかを活用して
お手伝いができます。

ご興味のある方は、お声掛けくださいね。

→こちらからどうぞ♪


関連記事

  1. 大阪冬の陣に参戦

  2. 産直ばあさんのビジネスモデル

  3. 時給1500円。どちらを雇う?

  4. 販売・営業は苦手?小売業は勘弁?

  5. キャリアストームベーシックセミナーを開催

  6. 疑似体験で熱く学ぶ!