先日、商工会議所主催の「商圏分析セミナー」に参加してきました。
商売をするうえで、特に実店舗で商売をしようという場合に、
店舗の立地は大変重要です。
開業、出店した後で「ここはイマイチだから移転する」
なんてことは中々できませんから、事前に情報を集め分析して、
どこに出店すれば事業の成功により効果的か、
客観的に検討できたらいいですよね。
こんな時に活用できるのが、
国やシンンクタンク、民間調査会社などが提供する
各種の統計情報ということになりますが…。
実際には、ほしい情報が思うように入手できないこともあり、
有料で提供される情報については、そこそこ高価でもありますので、
個人・中小の事業者にとっては活用しづらいものです。
(大企業はコストをかけて情報を活用しているというのに…)
さて、今回参加したセミナーでは、
市場情報評価ナビ「MieNa(ミーナ)」という
データベースサービス(株式会社日本統計センター提供)を使って
出店予定地周辺の情報を検索し、商圏分析を行いました。
細かなことは紹介するときりがないのでここに書きませんが、
統計データを元に分析すると、予想外のことが見えてきたりして、
「この地域はこういう層の人が多いから。こんな店を出したら流行りそうだ」
な〜んて、主観的に立てる仮説がいかに危ういものであるか、
あらためて実感しました。
この「MieNa(ミーナ)」は本来有料のものですが、
なんと、4月から岡崎市立図書館(リブラ)で
誰でも利用できるようになるんだそうです。
(※但し、検索できる地域や使える機能は限られるとか)
これから、出店をと考えられている方にとっては、
とても役立つツールになるのではないかと思います。
また、「47maps」という全国47都道府県の市場概況マップサービスは、
どなたでもネットから無料で利用できます。
ぜひ皆様も活用してみてはいかがでしょうか。