人材育成の手法として有名な
「OJT」「Off-JT」「自己啓発」
という3つの手法。
企業の人材育成担当者の皆様はもちろん、
中小企業の経営者の方もよくご存知かと思います。
そして、この3つのうちのどれかを、
すでに社内で実践していらっしゃる方も
多いことでしょう。
でも…
その効果はどうかというと…
いかがですか?
御社の「人材」、
すくすくと育ってますか?
このような問い掛けをしている私自身は、
今現在、育成すべき社員もいないわけですが、
仕事を通じて、中小企業様の人材育成のようすを
目にする機会は、結構あります。
そこで、第三者の目から見ると、
初めて気づくこともあるだろうということで、
私が普段感じていることをお伝えしたいと思います。
まず、人材育成する側とされる側の温度差について。
会社側はいろいろな研修を開催されているけれど、
受講する社員の皆さんが、どうもピン来ていない。
業務で忙しいのに「お勉強」に時間を割かれるのが、
ちょっと不満気な方も多いようです。
また逆に、自ら成長する気満々の社員の向上心に、
うまく応えられない会社側…というケースもあります。
そうなってしまう理由は、
忙しい、育成のやり方がわからない、など様々です。
いずれにしても、
双方の意識の違いや気持ちのすれ違いが、
あると期待する効果は得られませんね。
人材育成が上手く行くかどうかは、
どんな手法を取るかの前に、
もっと根本的なところで決まってしまうのだと思うのです。
その”根本的なところ”って…な~んだ?
これは、あえてまた次回へ。
皆さんも、ぜひ考えてみてくださいね。