先日、肌寒い雨の日の夕方。
あちらから、ご近所の奥様が歩いていらっしゃいました。
この奥様、傘を差しているにも関わらず、
なぜか靴からズボンの腰辺りまでビショ濡れ。
彼女は、こちらがどうしたのか尋ねる前に、開口一番、
「側溝の蓋が外れているのに気が付かなくて、
あたし今さっき、見事に落っこちちゃったの!」
とケラケラ笑いながらいうのです。
その上、自力で側溝から這い上がってきたということ。
幸いにもケガもありませんでした。
歩き慣れた町内の道で遭遇した思わぬトラブル。
こんなマンガのような事ってあるんですね!
私は、あまりに予想外な事の顛末に驚きつつも、
こんなことを思いました。
(彼女だからこそケガひとつなく済んだのだろう)
というのも、
彼女は日頃からバトミントンで体を鍛えているスポーツウーマン。
全国大会に出るほどの腕前です。
だからこそ、おそらくこの突然の事態にも、
体が反射的によい形で対応できたのでは、と。
ところで、ビジネスでも同じようなことがいえるのではないでしょうか?
(話が飛躍し過ぎ?)
今までと変わりなく、真面目に懸命に仕事をしていたとしても、
円高や円安、強力な競合あの出現、事故の発生などなど、
外部環境の急激な変化により、窮地に落ち入ることはありますよね。
この時、致命的なダメージを回避するには、
・日頃どれだけ周囲にアンテナを張り巡らして未然に危険を察知し、
まさかの事態に備えられるか
・持ち堪え、窮地を脱するに必要な体力と反射神経をもっているか
そういったことが、命運を分けるのではないかと思います。
本当に世の中何が起こるかわからない!
改めてそんなことを実感した出来事でした。