お店の防犯対策

今朝、岡崎市内のコンビニエンスストアで、
刃物を持った男の立て篭もり事件がありました。
我が家の近所ではありませんが、
客先へ向かう途中にその横の抜け道を通るため、
よくついでに立ち寄るコンビニでした。
まさに本日も午前中そちらへ向かう予定でしたから、
ニュースで知ったときには非常に驚きました。

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幸い命に関わる事態までに発展せず、
犯人は逮捕されましたが、
巻き込まれた店員さんは、本当にお気の毒でしたね。
身体的な怪我や疲労は勿論、
精神的にもかなりダメージを受けられたかと思います。
果たして労災は、その分も加味して支給されるのでしょうか?

さて、お客様を迎えるためにウェルカムな状態にある「店舗」は、
今回のような「招かれざる客(=犯罪者)」も入り込みやすく、
狙われやすいものです。
当然ながら、どこのお店もある程度の防犯対策はされているはず。
コンビニは、言わずもがなでしょう。
しかし、それでも犯罪は防ぎきれないもの。
いざという時、どう対処すべきかの心構えが必要ですね。
原則は「命優先。とにかく逃げる」。
そのことに尽きるのではないでしょうか?
真っ向から犯人に対抗するのは、
普通の人には、どだい無理な話なのですから。

私も若い頃、警備員のアルバイトをした時に、
定められた講習の中で「警備の心構え」について説明を受けました。
その心構えとは、
「正義感など出さずに、とにかく逃げて警察へ通報せよ」
というものでした。
警備員は、逮捕や取締りをする権限もなければ、
職務として他人を守ったり犯人を取り押さえる義務もない、
怪我をしたり命を落としてもらっては元も子もない、というのです。
そりゃそうだわね…と思いました。

今回の場合でも、従業員の一人は、
スキをみてお客様と一緒に店外へ逃げて、
被害を免れたようです。

万一の時には、恐怖に動揺することは想像に難くないですが、
「落ち着いて・まずは自分の命を守ること・できれば逃げることを考える」。
店舗の経営者の皆様も、日頃から従業員の方に、
そのようにお願いしておいてはいかがでしょうか?
金銭的な損害は、取り返しもききますが、
命は取り返しがききませんからね。


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