ニュースで「ゴールデンスパイク」という言葉を聞いて、
プロサッカーの賞かしらと思ったら、
なんと、地球史や地質学に関わる話題でした。
しかも、どうやらその話題の地として、
私のルーツである「千葉県」が
脚光を浴びているようなのです。
<画像引用:Wikipedia[国際標準模式層断面及び地点]ページより>
地質学では、地球の歴史の中で、
大きな変化に伴ってできた地層を境に時代を区別している。
この「時代」はいくつかにわけられていて、
それぞれその境が明確にわかる場所の名前が付けられている。
その「世界で最もその地層および地層境界がよく観察できる、典型的な地点」のことを「世界標準模式断面・地点」と言う。
「模式地点」には金の杭を打ち込む。
現在、地球史の中で、
中部/中期と上部/後期にはこの地点が決まっていない。
そこで田淵(千葉県市原市)の地層が
この地点の候補に挙がっているのだ。
この地点に選ばれると証として
金の杭「ゴールデンスパイク」が打ち込まれる。
認められれば地球史の一時期が
「千葉時代(チバシアン)」と命名され、
千葉にゴールデンスパイクが打ち込まれる。
<参照・引用記事>
→IRORIO(イロリオ)2015年08月04日掲載記事
地球史に「千葉時代」命名か…決まれば“ゴールデンスパイク”が打ち込まれる!
私は、地球史にも地層にも全く詳しくはありませんが、
なんだか凄い話だなあ、と興奮してしまいました。
はなれた御嶽山の元となった火山が大噴火した際に
(77万2700年前だそうです)
降り積もった地層もばっちり確認できるということ。
地球の磁場は現在と反対だった時代もあったそうで、
その痕跡や年代なんかも
この田淵の地層で明確にわかるということです。
他にも「模式地点候補」はいくつか上がっているようですが、
ここは是非とも千葉にゴールデンスパイクを打って頂きたいところ!
日本には、模式地点になっている地層はまだ無いということですから、
「日本初の」という意味でも、選ばれるといいですよね。
さて、私が密かに期待しているのは、
新しい観光資源としてこのゴールデンスパイクが
威力を発揮することです。
地層のある周辺が観光スポットとなるのもよし、
新たに「金の杭」絡みの土産物を開発というのも面白いかと。
(落花生絡みが多くて、いい加減飽きてます)
ゴールデンスパイクをガツンと打ち込んで
地域活性化となれば万々歳ですね!