電源も自前の時代?

先週金曜から本日までの3日間、
お近くの豊田市内で「橋の下世界音楽祭」というイベントが開催されています。
Facebook上でも何人かのお友達が、
このイベントのようすをタイムラインにアップしていましたが、
朝から晩まで、ぶっ続けで大勢のアーティストたちが登場する
ずいぶん大規模な音楽イベントのようです。

hasinoshita

フリマや出店なんかもあり、
特にお目当てのアーティストが居なくても、楽しめそうなお祭。
豊田の皆さんはさぞ盛り上がっていることでしょう。
時間が許せば、一度行ってみたかったです…。

さて、このイベントで興味深かったのが、

「祭りの全電源を太陽光パネルでまかない、
 祭りの隅から隅までボランティアスタッフによる­手作り」

「生の音楽や文化、芸能に様々な人や子供達に触れてもらう為に入場を無料にし、
 来場者からの投げ銭と、地元個人店をはじめ全国の有志達からの協賛、出店料だけで、
 助成金等の税金を使わずに仲間達とボランティアのみで手作りで開催して」

イベントHPより引用)

というところ。
地域と賛同者が協力して実現する”すべて自前”のお祭りなんですね。
特に、これだけ大掛かりなイベントの電源を、
太陽光パネルのみですべてまかなえるのかと、少々驚きました。
知人の会社のFacebookページ等からの情報でわかりましたが、
太陽光パネルとパーソナルエナジーという独立電源システムの組み合わせで本当に自前でまかなっているようです。
(こういうのを “オフグリッド” というそうです)

sun

これまで太陽光発電ときくと、

・環境にはやさしそうだが、あくまで補助的な電源
・天気のいい時は多少余った電力を売電できるらしい
・最近は蓄電できる機器もでているらしい

そんな程度の知識・イメージしかありませんでした。
しかし、独立電源システムのような新しいシステムが登場するなど
関連技術は思った以上に進歩しているんですね。

個人的には、日頃、太陽光発電設置業者から
電話や訪問営業などを受けることが多く辟易しているので、
太陽光発電自体の情報もなんとなくシャットアウトしてきました。
ですから、何がいいんだか悪いんだか、
誰のいうことを信じていいのやら、よくわからない、
というのが正直なところですが、
電力事情もこれからいろいろと変化して、
自分の生活や仕事にも大きな影響が出てくるような気はしています。
もう少し自分で情報を集め・見極め・考えていくべき時が、
来ているかもしれませんね。


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