中学生の我が子が、学校で生徒指導を受けました。
原因は「日焼け止めクリームを持っていたから」。
事前の届け出なしに、学校に持ってきてはいけないのだそうです。
通学時はもちろん、運動部で朝練・夕錬と
紫外線を浴びまくる環境にある我が子です。
おしゃれとか美白というよりも、
紫外線が及ぼす健康への影響を考え、
子供に日焼け止めを持たしていた親としては、
「なぜ?なんのために禁止?」と、
目が点になってしまいました。
2008年には、環境省から「紫外線環境保健マニュアル」が出されており、
以前我が子が通っていた保育園や小学校などでも、
運動場の一角に日除けシートを導入するなど、
紫外線対策への意識は高かったはず。
しかし、中学生になると少々意識は異なるようです。
昔から中学校や高校では、
「非行の芽を摘むこと」に重きを置きすぎているのでは?と、
窺われる不思議なルールがいくつか存在します。
今回のルールも、その一つなのかも知れません。
ところで、会社の職場においても、
「なぜ、そんなことを?」と感じるようなルールはありませんか?
また、中には、規則で決められているけれど、
ほとんど守られておらず形骸化しているようなルールも、
あるかもしれません。
不条理なルールや現場にそぐわなくなったルールは、
従業員のモチベーションや作業効率を下げることにもつながります。
◎どんな目的を果たすためにルールをつくるのか
(例:事故防止、ミス防止、業務効率向上など)
◎ルールを決めた時点と現在で、
ルールを適用する現場環境に変化はないか
時々は、上記のような点を、
見直してみるのもよいのではないでしょうか。
さて、公立の学校の場合は、非営利の教育機関ということで、
企業とは勝手が違うのかもしれませんが、
もう少し本来の目的を意識したルールであってほしいところ。
ルールづくりって難しいものですね。