先日、高校生の我が子が、
パソコンで案内文書を作らなければならないことがあり、
Wordの操作方法についてちょっとだけサポートをしました。
上書きの仕方がわからないといいますので、
「左上にあるフロッピーの形のボタンをクリックするんだよ」
と答えたところ、
「風呂っぴ~、って何?」と返ってきます。
※「風呂っぴ~」…こんな感じのキャラでしょうか。
言われてみれば…
この年代の子はフロッピーディスクなんて、
見たことすらないのかもしれません。
MO、CD、DVD、ブルーレイ、USB、SD…
記録メディアも新しいものが次々と登場しました。
そういえば、音楽や映像の分野では、
磁気テープを使ったカセットテープやビデオテープも
大変普及していましたよね。
さて、この「磁気テープ」。
最近また注目を浴びています。
ハードディスクや光メディア等の他の記録メディアに比べ、
長期寿命という点で磁気テープの方が優れているようなのです。
しかも低コストで省エネなんだとか。
→参照:情報化社会を支える磁気テープ(富士フィルムHPより)
また、カセットテープについては、
昔から使用を続ける中高年層だけでなく、
若者の間でもじわじわ人気が高まっていて、
ここ数年は、生産量も微増を続けているそうです。
目まぐるしく変化する記録メディアの世界ですが、
古いものでも、特性に注目して再び支持される、
そんな時代になったんですね。
なかなか興味深いなぁと感じます。