先日、政府で平成26年度補正予算案・平成27年度予算案が閣議決定され、
その中で中小企業庁関連の補助事業等の予算についても示されました。
今年も、中小企業や小規模事業者が活用できる補助事業が勢揃いです。
→ 中小企業庁サイト「ミラサポ」で詳しく紹介されていますので、ご参照を。
ものづくり、創業、地域資源活用、事業再生、事業承継…等々
さまざまな支援メニューがあります。
対象となる事業者は、申請のうえ採択されれば、
補助金や助成金、支援等を活用することができます。
特に「補助金・助成金」については、
もらえるものなら断然ほしい!ですよね。
しかし、考えることは皆同じ…その結果、
申請する事業者数が多い補助事業、例えば「創業補助金」のようなものについては、
毎回倍率も高くなっており、採択されることが非常に難しくなっているようです。
申請にあたっては、事業計画書をはじめ必要書類をいくつも準備する必要があり、
採択をうけられたとしても、きちんと事業報告等をしなければなりません。
そう、なかなか手間のかかるものなのです。
それでも、多くの皆さんが申請をする理由は、正直いって、
「お金のため!事業を成功するための潤滑油をGETするためだ!」
なんて考えからかと思います。
しかし、補助金や助成金の申請を行うことには、
(仮に採択されず補助金・助成金をGETできなかったとしても)
大きなメリットがあるのではないでしょうか。
つまり、第三者の厳しいチェックを通過すべく、準備作業や報告作業をすることで、
しっかりと自分たちのやろうとしていることや、その問題点や強み等の再確認ができ、
具体的な目標やスケジュールについても明確にすることができるというメリットがあります。
勿論、無事採択を受けられれば、支援を存分に活用して本来の目的を果たすまで、です!
補助金・助成金、いろんな意味で大いに利用していけるとよいですね。