今日は、とある資格の1次試験を受験してきました。
(ちなみに明日も続きがあります…)
会場はある大学の教室でした。
予想していたよりも清潔な上、
クーラーもいい具合に利いていて涼しい!
(椅子は固くて少しおしりが痛くなりましたが)
お昼休憩も、ながめのよい休憩スペースで快適に過ごせました。
また、心配していた「お手洗いの順番待ち」も、
圧倒的に男性受験者のほうが多いため、
女子トイレは比較的すいていて、
全く問題ありませんでした。
なんと恵まれた環境!
ところで、そもそも、
こうして社会人になってから
自分が目指したことに挑戦できるということ自体、
かなり恵まれているよなぁ、と思います。
資格試験を受ける毎に思い出す話があるのです。
それは、私と同年代の知人女性の話。
彼女は、上に兄、下に弟がいます。
子供の頃から、努力家で勉強もできた彼女ですが、
兄弟のほうはそれほどでもなく…だったそうです。
さて、彼女が高校3年生のときのこと、
成績優秀な彼女は志望大学に推薦で入学できることになりました。
ところが、下の弟が高校受験で失敗。
かなりお金のかかる地元の私立高校に進学する他に
選択肢がなくなりました。
ここで、親御さんは彼女にこんなお願いをされたんだそうです。
「経済的に苦しい。お前は女だから大学は諦めて働いてくれないか」
彼女は非常に悔しいながら、泣く泣く大学進学を断念。
県外で働きながら大学に通える企業を見つけ、就職したということです。
(その後、奨学金と給料で自力で大学を卒業)
これ、そんなに大昔の話ではありません。
まあ「女性だから」ということに限らず、
家庭の事情、健康上の理由等々なんらかの事情で道を閉ざされたり、
挑戦すらできない環境におかれてしまうことって
いくらでもありますよね。
たとえば、定時制高校の先生から伺った話では、
バイトで働きながら定時制高校に通い、
少しでも待遇のよい企業に就職したいと資格も取ろうと試みても、
受験料を捻出することが難しい生徒さんもいらっしゃるということ。
恵まれた環境…活かさねばなりませんね。
あらためて感謝し、肝に銘じてがんばります。