気になる事業

昨日、「創業・第二創業促進補助金(平成26年度補正予算)」の採択結果が発表されました。
この補助金の目的は、その名称からもわかるとおり次のようなものです。

「創業・第二創業促進事業」は、新たに創業する者や第二創業を行う者に対して、その創業等に要する経費の一部を助成(以下「補助」という。)する事業で新たな需要や雇用の創出等を促し、我が国経済を活性化させることを目的とします。
引用:株式会社電通「平成26年度 創業・第二創業促進補助金」サイトより

しかし「よし!創業するから申請して補助金をもらおう」と思っても、
そう簡単にはいきません。
補助金の出どころは税金なのです。
当然、促進事業の目的達成に相応しい対象事業にのみ、
助成が行われる必要があるというわけです。
申請された事業は助成に値するものかどうかが、
厳密に審査されます。
この審査をパスすることを「採択」といいますが、
申請者の増加や予算規模の縮小などから、
創業・第二創業促進補助金の採択率は、
年々、回を重ねるごとに下がっています。
そんな厳しい状況の中、
今回採択されたの事業(1631件)の一覧は→こちら(平成26年度補正事業 創業・第二創業促進補助金 採択一覧(創業))

見ただけでワクワクするような「事業テーマ」が満載です。
申請の手引きでは、事業テーマは30字程度で…と注意書きがありましたが、
かなり長~いテーマの事業でも採択されていますね。
中には、事業テーマを見てもどんな事業計画なのか想像がつかないものもあります。
いずれにせよ、事業計画の詳細を見てみたくなるテーマが沢山並んでいます。

syumini

今回私が特に気になったのは、
「趣味に生きたい!!!」という事業テーマ。
いったいどんな事業なんだろう…。

さて、補助金というものは採択後にも、
様々な手続き・審査・報告等を得なければ交付を受けられません。
あまりにその作業が大変なため、
面倒になり申請者が途中で放棄してしまうケースもあるそうです。

しかし、こういった細かなチェックをクリアしてゆく作業は、
常に「事業の目的」や「計画に基づく経営」を意識することにつながり、
“成り行きまかせ” や “どんぶり勘定”になるのを防ぐ役割も果たしてくれるはず。
着実にクリアして行きたいところですよね。

今回、弊社で申請をご支援させて頂いた事業も採択を受けられました。
採択されたお客様はもちろん、私も大変嬉しかったです。
事業成功に向けての1ステップをクリアしただけとはいえ、
お客様の事業にかける情熱も益々盛り上がってきていると感じます。
今後もできる限りのご支援をさせて頂きたいと、あらためて思いました。


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