日本中が注目した大塚家具さんの“お家騒動”に、
今日ひと区切りがついたようですね。
「総会が終わったのちは、ノーサイドということで、
今後は、社員全員が心1つにして、
お客さまの信頼回復に努めていきたい」
株主総会後、久美子社長が淡々と語る記者会見の映像をみていて、
(本当にいろいろお疲れ様でした…だよねぇ)
と思いました。
解り合おうと歩み寄っても、
駄々をこねて突っぱねるお父様とのやりとりは、
きっとウンザリするものだったのではないでしょうか。
(あくまでも想像ですが)
もちろん創業者であるお父様は、
実績豊富で人間的魅力に溢れる方だとも思います。
しかし、これからの時代を任せるのであれば、
また、上場企業の社長として、と考えるならば、
一般株主の大多数が久美子社長を選んだことには
十分うなづけます。
今回の一件で、
「事業承継の難しさ」についても改めて注目されています。
会社を立ち上げ、成功させるのは大変なことですが、
継続して成長させてゆくということも…
私は、その立場に立ったことは有りませんが、
その困難さは想像以上なんだろうと推察します。
さて、総会に参加された株主からは、
「(父娘)仲良くしてくださいよ~」
「ピンチであると同時にチャンスでもある。
日本中の注目を集めている。宣伝費を使わなくてすんだ」
なんて(応援する?)声も出ていたそうです。
久美子社長の発言どおり「ノーサイド」で
すっきり再出発してくれるといいな、と思います。
まあ、私、株主でも何でもありませんが。