ハッピーマンデー制度が始まるまでは、
「体育の日」といえば10月10日でしたよね。
この10月10日、語呂がよいせいなのか、
いろいろな記念日にされています。
・目の愛護デー
・ふとんの日
・釣りの日(1010=トト=魚)
・缶詰の日(サケ缶が初めて製造された日)
・冷凍めんの日(010=れいとう)
・銭湯の日(1010=千十=せんとう)
・まぐろの日 など
このような記念日には、
国民的に記念すべき出来事に由来するものと
各業界団体が、振興策として制定するものの
大きく二つに分かれるかと思います。
例えば体育の日は、
「東京オリンピック」という国民的行事からきていますが、
上記のそれ以外は、各業界団体が定めたもの。
振興策としての記念日制定というパターンは、
年々増加するばかりでしょうね。
ところで「まぐろの日」なのですが、
こちら、調べてみましたところ、
かなり古い歴史上のことと結び付けられており、
軽く驚きました。
10月10日は「まぐろの日」です。まぐろをもっと食べていただきたい、 まぐろへの理解を深めていただきたいという願いをこめて制定いたしました。
この日は、遠くいにしえの万葉集にちなんでいるのです。
神亀3年(西暦 726)10月10日 山部赤人はこの日、聖武天皇のお供をして明石地方を旅し、鮪(まぐろ)を獲って栄えているこの地を讃えて次のように詠いました。<引用抜粋:日本かつお・まぐろ漁業協同組合サイトより>
まさかの”山部赤人”ですよ。
千数百年以上前の出来事…
日付けまで史実に残っていたのでしょうかね。
今年はもう過ぎてしまったけれど、
来年の10/10には、
いにしえに思いをはせて鮪を戴こうかしら。
そんな気分になりますね。
ん?振興策にまんまとはまっている?