今日のランチは、定食屋のサービスランチでした。
結構席数の多いお店で、昼どきということもあり
スタッフの皆さんは大変せわしないようす。
さて、私が案内された席は、
厨房の出入口に近い席。
裏方のやりとりも自然と耳に入ってくる位置です。
ランチを美味しく戴いていると、
こんな怒気を含んだ声が聞こえてきました。
「あー!何やってんだあいつ!
だから駄目なんだ奴は!」
何事かと思い、声の主の方を窺ってみると
ベテラン風な男性スタッフが、
テーブルを片付けている若手スタッフをにらみつけながら
仁王立ちしています。
続けて、他のスタッフに話しているのを聞いていると、
どうやら、若手スタッフが周囲のお客様に気を配らず、
片付けることのみに集中してしまっていることが問題だったようす。
お客様に失礼な上、迷惑をお掛けすることにもつながりやすい行動で、
あり得ない!けしからん!というわけです。
聞いていた私は味噌汁をすすりながら
(まぁ、ごもっともなことだけど…あなたも、ね。)
そんな風に思いました。
その後、厨房付近に戻ってきた若手はベテランから、
キツいお叱りを受けたわけですが、
このやりとりも丸聞こえで、
せっかくのランチの美味しさも半減…。
お客様のことを思って日々仕事に励まれてるのは
素晴らしいことだと思うのですが、
一所懸命に頑張っているうちに
意外と自分の事は見えなくなっちゃうのかな?
そんな事を考えさせられたランチタイムでした。